劇場アニメ『ストライクウィッチーズ 劇場版』を観てきた

銀幕にパンt…ズボンが舞う!!!


良くも悪くもストパンらしい

主人公・宮藤芳佳が欧州へ医学留学に行くことになり、ややもあってネウロイと戦うことになるという第一期・第二期の TV シリーズを凝縮したようなストパンらしいお話でした。30 分アニメを 3 話連続で観たような感覚ですね。

大方の予想通り芳佳が TV アニメ第二期ラストで失った魔力を取り戻し、第 501 統合戦闘航空団が再結成されるまでを 90 分ちょいにまとめているためかなり駆け足です。ただでさえメインキャラクターが多いのに、服部静夏や外伝メンバーとの絡みにも時間が割かれており、場面切り替えを多用した蛋白な展開になってしまっていたのはちょっと残念でした。エイラとニパの絡みがもっと見たい。

芳佳さんマジイケメン

501 メンバーはそれぞれに見せ場があったのに対し、劇場オリジナルキャラクターの服部静夏はイマイチぱっとせず、フォローアップもなく終わるため、「ただのうざキャラでしたね!」という印象しかないです。501 に新メンバー加えるのは無理ということを証明したのが唯一の功績か。

見所はとにかく芳佳さんの漢気っぷり!鼻血出しながらジープで単騎ネウロイと戦うシーンなんか完全に漢の顔してましたね!ネウロイにぶっ飛ばされて地面に脳天直撃しても意識あるし、血の海ができるような大怪我も一瞬で治癒するし、芳佳ちゃんいつの間にかセガールも驚くビックリ人間になってた。

他にも小ネタがいろいろあって、

  • バルクホルンお姉ちゃ〜ん
  • リーネおっぱいまくら
  • いっぱい溜まってたんだな♂
  • 「すごくすごいです!」「あ、そうですか」

などなど。あともっさんがシュールすぎて笑えます。

酷いといえば酷いんですが、ストパンファンがそれぞれの視点で楽しむには充分な内容です。足りないくらいがちょうどいいんですよ。第三期に期待しましょう!