可愛くて、熱くて、泣ける
正直、TVA 版なのはシリーズはそこまで好きではないのだけど、この映画に関しては終始泣きっぱなしでした。全力でシリアス方向へ舵を切った構成になっていて、ギャグシーンは「悪魔め」「悪魔でいいよ」くらい。ちがう。あれはギャグじゃない。
リファインされた八神はやてちゃんがえらい可愛くなっておりとてもやばい感じでした。静止画でみたときは、「ちょっと瞳が大きすぎるのでは…」と思ったけど動画でみるとそれが逆によかった。リインフォースとの離別シーンでうるうるしてるときの瞳とか最高でしたね。もらい泣き余裕でしたね。
良作すぎて欠点が目につく
フェイトの「友だちだ」や、ヴィータの「高町なんとか」や、終盤のクロノの活躍など、結構大胆に削られているシーンがあり、もうちょっと詰め込んでもよかったのではという気がしなくもないです。
闇の書とのバトルから終盤にかけての流れはちょっと冗長でした。バトルはヴォルケンリッターとの合流で一度仕切り直しが入り、リインフォースとのお別れシーンでまた仕切り直し、さらにエピローグでもう一度仕切り直し。TVA では 15 分や 30 分で視聴者の感覚も仕切り直しになるからいいけれど、劇場アニメでこれをやられるとちょっとシラけますね。エクエリオンバスター ACS とか、はやてちゃんの涙とか、それぞれのエピソードは十分楽しいだけにちょっと残念でした。
ぜひ映画館へ
とは言え、非アニオタにもお勧めできる感動超大作であることは間違いないので、みんな観るといいです。9月1日から来場者特典も変わるみたいですよ。
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