ブロガーイベントで Xperia Z と Xperia Tablet Z を触ってきた フラッグシップ機として無難な作り

ドコモの春モデルが発表されましたね!

なかでも注目はソニーXperia ZXperia Tablet Zでしょうか。

http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/so02e/index.htmlwww.nttdocomo.co.jp

http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/so03e/index.htmlwww.nttdocomo.co.jp

グローバルモデルはCES でもかなり注目されていたようですし、僕もソニーの次期フラッグシップモデルがどんなものか気になっていたので Xperia のブロガーイベントに参加し早速触ってきました。

ソニーモバイルコミュニケーションズの金子部長いわく Xperia Z というネーミングには「ももいろクローバー Z の成功にあやかりたい」という意味があるとかないとか。地下スマートフォン…週末スマートフォン…。

Xperia Z (SO-02E)

外観

まずは外観をチェックします。

上部。防水端末のためイヤホン端子にはカバーが付いています。

下部。わかりにくいですが右下にストラップホールがあります。デザインを損ねない形になっており嬉しい配慮です。

右側面。向かって右から SIM カードスロット、電源ボタン、音量調節ボタン、スピーカー。アルミ削り出しの電源ボタンがソニーらしいですが押しにくいです。

左側面。向かって右からクレードル用充電端子、SD カードスロット、USB ポート。クレードルは本体と同色のものが用意されるそうです。

手に持ってみるとやはり 5 インチはデカい。

サイズ感としては GALAXY Note より小さく、iPhone 5 より薄く、iPhone 4S と同じくらいの重さという感じです。大きさのわりには軽い印象です。

両面ともよく滑るガラス素材でできていますが、エッジ部分に滑り止め加工が施されているので iPhone ほど持っていて危なっかしい気持ちにはならないです。

ソフトウェア

続いて中身を見ていきます。

デフォルトのホーム画面。みんなだいすき Palette UI も選択可能です。

プリインストールアプリは 3 ページ分。

端末情報。初期 Android バージョンは 4.1.2。

デフォルトのストレージ状態。内蔵ストレージは 16GB、メモリは 2GB です。

安兎兎ベンチマークを走らせてみたところかなり良い感じの結果が出ました。

ウリのひとつであるカメラは初回起動時に若干モタつきがありましたが、連射などはストレスなく実行できました。UI が NEX シリーズぽくなっていますね。

その他に気づいた点としては、

  • 画面はとても綺麗だが上下左右の視野角は狭い
  • 3G OFF/Wi-Fi ON/BT OFF で1時間使ってバッテリーは 97%→53% に
  • バッテリーの取り外しは不可
  • 発熱時は全体的に温かくなる
  • 外部スピーカーの最大ボリュームは大人しめ
  • ディスプレイカラー調節機能は確認できず

という感じでした。

Xperia Tablet Z (SO-03E)

カメラや UI など基本的な部分はスマートフォンと共通ですが、何よりその軽さに驚きました。ヒノキのまな板だと思ったらバルサの一枚板だったみたいな感じ(?)です。

アクセサリーも多数発売されるようで、ケース付き Bluetooth キーボードを装着した状態は Surface っぽい雰囲気です。

みんなだいすき NTT docomo Xi マーク。このへんに NFC チップが入っているようです。

まとめ

デザイン、機能、操作感、どれをとっても iPhone 5 や GALAXY S3 などに優るとも劣らない端末に仕上がっており、フラッグシップモデルとしての役割は十分果たしていると感じました。

ただ、スマートフォンタブレットもタッチパネルの反応に鈍さがあったことを記しておきます。アイコンをタップしても反応しないことが何度もありました。今回触らせていただいた端末は試作機ということなので、発売までにこの点が改善されればかなり魅力的な端末だと思います。