氷菓の舞台である飛騨高山に青春 18 きっぷを使って行った記録です。今年の春、生きびな祭に合わせて行ってきました。
普通列車だけで高山へ
埼玉県 大宮駅から岐阜県 高山駅までのルートはこんな感じです。
普通列車だけで静岡県を抜けるのも大概つらいですが、一時間に一本未満、全線単線、全線非電化の高山本線のつらさはそれ以上です。途中下車したら死ぬ。
出発地点の大宮駅から熱海駅まではグリーン車を利用して体力の温存を図りました。18 きっぷを使うことで 8,960 円の行程が 2,370 円になっているのでこの程度の出費は許容範囲内です。
熱海駅から豊橋駅までは忍耐の区間です。なるべく始発列車を乗り継いで着席を狙います。鉄道はあまり詳しくないですが、道中の車両はすべて 313 系というやつでした。
豊橋では乗換の合間にきしめんを食べました。刻み油揚げが入っているのが豊橋らしいです。
第 64 回 生きびな祭
生きびな祭はアニメ氷菓の最終話「遠まわりする雛」で描かれたお祭り、もとい、一宮水無神社で毎年行われている地元のお祭りです。えるが雛を、奉太郎が旗持ちをやっていたあれですね。
今年は生憎の雨模様のため本殿内の回廊を巡る形で執り行われましたが、本来であればアニメと同様に神社周辺をぐるりと周るようです。
アニメの放送終了からもう 3 年近くが経過するというのに神社には氷菓ファンのための展示や交流スペースがあったりして、ネット上ではあまり話題にならないけれど、着実に根付いているという印象を受けました。
氷菓の舞台を訪ねて(高山)
舞台探訪は今回も舞台めぐりアプリをベースに気になるところを周る感じにしました。
斐太高校
えるたちが通う神山高校のモデルになった高校、の脇道。アニメのキービジュアルになったところです。校門前の橋は 2 年前に改修されたようで、アニメとは少し違う位置に新しい橋がかかっていました。残念。
一本杉白山神社
奉太郎の自宅前にある神社です。実際に住宅街のなかに位置していますが、奉太郎の自宅と思われる場所は空き地でした。
この他にもかなり多くのポイントが舞台めぐりアプリには登録されているのですが、あまりも多すぎるため割愛。
氷菓の舞台を訪ねて(掛川)
まとめ
僕がアニメの舞台を訪ねるときは人の少なそうな時期を狙って行くので今回のようなイベントにはなかなか縁がないのですが、たまにはこういう目的をはっきりさせた舞台探訪も良いですね。
高山は飛騨の小京都とも言われるだけあって歴史や風情を感じられる土地でした。ただ、東京から全行程を 18 きっぷで行くと東海道本線と高山本線のダブルパンチがとにかくつらいので、たとえば名古屋からはワイドビューひだ号を使うなどの工夫をした方が良いと思います。
あびゃ〜氷菓の新作アニメが見たいよ〜という気分になった旅でした。