放送一周年記念『この美術部には問題がある!』トークイベントのメモ

2017年7月5日に新宿ロフトプラスワンで開催されたイベントの個人的なメモです。

出演者はいみぎむるさん(原作)、及川啓さん(監督)、荒川稔久さん(シリーズ構成・脚本)、田中潤一朗さん(TBS)、須藤孝太郎さん(キングレコード)、浅川哲さん(担当編集)に、サプライズゲストの小澤亜李さん(宇佐美みずき役)、利根健太朗さん(部長役)、徳井青空さん(綾瀬かおり役)、しもがまちあきさん(本多さやか役)、丸塚香奈さん(国川涼子役)を加えた11名でした。小林裕介さんも出席する予定だったようですが千年戦争アイギスのニコ生に出演するため欠席となったようで、小澤亜李さんはその代打として急遽来てくれたようです。感謝しかねえ。

以下メモ。

漫画について

  • サイトーくんは超能力者らしい連載中にカドカワからいみぎむる氏へ打診
  • 当初はペルソナ4のコミカライズを担当する予定だった
  • 初期タイトルは「天宮中美術部」
  • 初期案では宇佐美さんもオタクだった
  • 舞台を中学校にしたのは高校生の美術は描けないから
  • キャラ揉みは一切しなかった
  • 打ち合わせもあまりしない
  • 唯一、伊万莉さんは打ち合わせしたキャラクター
  • 夢子先生は突然出てきたわけではなく最初から予定していた
  • あまりキャラクターを増やしたくない
  • 部長にはちゃんと本名がある
  • 舞台は姫路?
  • 銃皇無尽のファフニールエンドカードを描いたことがアニメに繋がった


アニメについて

  • 宇佐美さんの可愛さを引き立てるのが基本
  • 原作から改変したところはほとんどない
  • かおりは漫画よりアホになってるかも
  • かおりのヨーヨーもオリジナル要素
  • かおり、さやか、涼子の三人組にユニット名はない
  • 漫画で宇佐美さんが赤面する回数を数えた(及川監督)
  • 漫画とアニメで宇佐美さんが赤面する比率が同じになるようにした(及川監督)
  • 美術設定は写真を元にやっている
  • 背景はだいたいfeel.の近所
  • 俺ガイルの使いまわs…
  • アフレコ現場にお菓子がいっぱいあったのはだがしかしの残r…
  • 温泉回をやってほしかった(いみぎむる氏)

その他

  • 階段に貼られていた原画

  • 飲食注文ごとにもらえた缶バッジ

  • 想像の四倍くらい小さかった USA オムレツ

感想など

原作漫画に関しては、いみぎむるさんと編集担当さんはあまり打ち合わせなどはしていないようで、これは本当にいみぎむるさんの乙女回路によって作られている物語なんだなと思いました。

アニメは決して豪華な作りではなかったけれど、原作をきちんと理解して作られていることがわかって良かったです。漫画とアニメで宇佐美さんが赤面する比率を同じにするこだわりには狂気を感じました。

放送から一年が経ってもイベントが開催されるほどの熱がスタッフ側にあるのは嬉しかったですが、なんとなく、第二期を作るのは難しいのかなという雰囲気でした。OVAでも良いので新作を作ってくれると嬉しいんですけどね。地道にやっていくしかなさそうですね。

ブルーレイにいみぎむるさんのサインをもらって終電で帰宅しました。