2010年代にメインで使った携帯電話10機種を振り返る

この記事は2010年代に使った携帯電話を振り返る Advent Calendar 2019 の一日目の記事です。

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はじめに

今年で 2010 年代が終わるそうです。時の流れが早すぎる。

ちょうどいい機会なので、この 10 年の間にメインで使った携帯電話をひとつずつ振り返ってみようと思います。メインがあるということはサブやサブのサブなどもあるのですが、それはまた別の機会に。

2010年代にメインで使った携帯電話

2010 年 / Xperia SO-01B

生涯初の Android スマートフォンとなりました。いきなり一括ゼロ円で買った記憶があります。

裏面のサラサラした梨地加工は手触りも良く、滑り止めにもなって好きです。ツルツルやめてほしい。世間は初期不良やアップデートバグで盛り上がっていましたが、運良く僕の個体はいずれにも該当せず穏やかに使うことができました。逆にサブ機として使っていた iPhone 4 の方がカスでつらかったです。

2011 年 / iPhone 4S

iPhone 4 が青カビカメラや電波減衰問題で散々な目にあっていたので一刻も早く乗り換えたくて発売日に定価で買いました。これが発売日に定価で買った最後の iPhone です。

特に嫌な思い出がないので問題なく使えていたのだと思います。iPhone 4 シリーズのシュッとした一枚板のような外観と手のひらへの納まりが良いサイズは今でも iPhone の歴史上で最高のデザインだと思っています。

2012 年 / IS12T

今思い返すとどうやったら IS12T をメイン使いできるのかと思うのですが、このときは本当に Windows Phone 最高と思っていたんですよ。

使いにくい地図で迷子になったり、ブラウザ UA を偽装してモバゲーを BAN されたりしたのも今では良い思い出…なわけがない。ソフト面ではメト…モダン UI やカーブフリック、ハード面では優れた省エネ性や防水防塵など、個々では魅力的な要素がたくさんありました。特にモダン UI のホーム画面は今でもかっこ良いと思います。もうワンチャンないですかね、ないですね。

2013 年 / GALAXY S4 SC-04E

かの「ドコモのツートップ」の片翼です。Xperia A は家族が買っていました。

ワンセグだけのために残しておいた IS01 はここで引退しました。抜群のコスパコスパ厨の僕もニッコリだったのですが、中台韓スマートフォン特有のケバケバしい OS カスタマイズが僕の趣味と合わず我慢して使っている感が強かった記憶があります。これ以降 Android 機は Nexus などの標準仕様に近い機種しか買わなくなりました。

2014 年 / Nexus 5 EM01L

赤くてかっこいいやつでした。ルーターと抱き合せ買った記憶があります。

やはり標準仕様に近い Android は使い勝手が良く、Nexus シリーズならではの頻繁アップデートもイー・モバイルがほぼ素通ししてくれたおかげでしっかり享受できました。おい聞いてるかドコモ。バッテリーのもちがあまり良くなかった点が唯一の不満でしたが、振り返ってみれば良い機種だったと思います。

はい。

2015 年 / Xperia Z3 Compact SO-02G

Xperia Z1 に対する Z1 f にはややチープさがあったのに対し、これは Z3 をほぼそのままコンパクトにしており、世界中が巨人族のためのスマートフォンばかり開発するなか明確なハイスペックコンパクトは待望のカテゴリでした。

タッチパネルが壊れて修理に出したこともありましたが、今年の夏までおサイフケータイ専用デバイスとして利用していました。Xperia 史上ナンバーワンを選ぶとしたらこれだろうと思います。

2016 年 / iPhone 6s

iPhone シリーズは 4S 以降、二年おきに S の付いたモデルを発売翌年にただで買う(?)ことにしており 6s もそのようにして買いました。が、なんだかこれまでの iPhone と比べて 6s はひどく使いにくく感じました。

Android でなければダメとか iOS でなければダメとかいう宗教には入っていないのですが、クソ高おま国 Pixel 以外にましな Android 機がないのと、ゲームをやるには iPhone が便利ということで、不満を感じつつもメインで使っていました。

2017 年 / Mi A1

EMUI はきらい、Pixel は高くて買えない、ということで Xiaomi の Android One を買いました。フラッシュセールで 20,000 円しないくらいで買えたと思います。

標準仕様に近い Android が Xiaomi のコスパで買えるという僕にはとっては願ったり叶ったりの機種でした。DSDS 対応なのも便利で、ワイモバイルのデータ回線とソフトバンクの通話し放題回線を入れて使っていました。

2018 年 / iPhone 8

iPhone 6s から二年が経ったので例年どおりただで買いました。

外観は 6s とほぼ同じですが、防水防塵になったり Suica が使えるようになったりして不満を帳消しにできるくらいには使えるやつになりました。ゲーム機兼おサイフとして現在も使っています。

ただ 6s 比で重量が増したのが玉に瑕で、筐体がデカくなってるのにさらに重たくなる素材を使うのバカなんじゃないかと思いますね。たぶんバカなんだと思う。

2019 年 / Pixel 3 XL

総務省爆弾が着弾する直前にドコモが投げたものをスッと拾いました。同時期に Huawei P30 Pro も買ってみたのですが、やはり EMUI が気に入らずこっちになりました。ようやく手の届くところに Pixel がきてくれてうれしい。

極厚ノッチと DSDS 非対応な点には不満も感じますが、流行りの盛りすぎカメラは Huawei みたいなケバケバしさがなく、かといって SONY ほど味気ないわけでもなく、Apple より自然なボケと夜景が撮れるので好きです。今後、Pixel 4 で投入された天体モードも降ってくるらしいので楽しみです。

おわりに

ひとりの人間が一生のうちに使える携帯電話は何台だろうかと考えることがあります。

20 歳から 70 歳まで年に 1 台買って 50 台、キャリアの都合に合わせて四半期ごとに買ったとしても 200 台しか使えません。ちょっと絶望的な気持ちになります。もちろん一週間で手放したり、なにかの拍子に一瞬手元にきたりする端末(?)も数えればもっと台数は稼げるでしょうが、それはちがう気がしますし。

政治的なあれこれ(総務省)や、個人的なあれこれ(収入)があり先行きは不透明ですが、最低でも年に一台は新しい携帯電話を買えたら良いなと思います。はあ、携帯電話がほしい……。

2010年代に使った携帯電話を振り返る Advent Calendar 2019 は空席だらけなので誰か書いてください。