Google Home Mini でステレオ環境を
Bluetooth スピーカーの夢を見る
パソコンを新しくしたらタワーケースの上に置いていたチューナーの置き場がなくなり、さてどうしようかと悩んでいたところ、ふと Google Home がステレオ化できるようになったことを思い出したのでやってみました。
使ったのは第一世代の Google Home Mini です。もともと一台しか持っていませんでしたが @strangeholic さんに譲ってもらい二台になりました。ありがてえ。
ペア設定をする
二台のスピーカーをペアにする手順は Google のヘルプにあるとおりです。二台とも工場出荷状態に戻してから設定しました。
かがみとつかさで柊姉妹というペアを作成し、柊姉妹をパソコンと Bluetooth で接続します。これで準備完了。
左右ソースを確認する
本当にステレオになっているのか疑わしかったため双子同時耳舐め音声を再生したところ右からは姉の声が、左からは妹の声が再生されたので正しく機能しているようです。
次からはばらの花で確認しようと思います。
ステレオ機能のここが良い
迫力が増す
物理的にスピーカーがふたつになって迫力は増しました。以上。
ステレオ機能のここが良くない
遅延がひどい
もともと Google Home Mini の Bluetooth 接続はあまり良くなくて単体利用でも「いっこく堂かな?」って感じでしたが、ペアにすると完全ないっこく堂になります。アニメなんかを見るのはほぼ無理で、口パクがズレるどころかシーンが切り替わります。
定位が動きまくる
ステレオスピーカーってリスニングポジションの正面中央から音が聞こえるのが普通だと思うんですけど、その位置が一分おきくらいにぴょんぴょん動いて右から聞こえたり左から聞こえたり中央から聞こえたりして吐きそうになります。あぁ^~定位がぴょんぴょんするんじゃぁ^~。
軽くググったところ、長いこと放置されている問題のようです。だめじゃん。
ちなみにこの問題はステレオ化せず単にグループ化しただけでも発生します。だめじゃん。
感想
様々なインターネットメディアでおすすめの利用方法として紹介されている Google Home のステレオ化ですが、僕の感想としてはまったくおすすめできるものではありませんでした。
Google Home のステレオ機能をおすすめしてたライター全員エアプ糞耳リストに入れた
— すのほ (@sunoho) 2020年12月15日
せめて定位ぴょんぴょんさえなければどうにかなりそうなんですけどねえ……。もうちょっとまともに使えると思っていただけに残念でした。