C97 冬コミのご報告と事後頒布のご案内と大阪の様子

冬コミのご報告

頒布前の告知はこちら。

sunoho.hatenablog.com

四日間のコミケ開催期間のうち僕がサークル参加した日だけ雨が降るという最悪のコンディションでしたが多くの方に来ていたきありがとうございました。差し入れやブーストまでもらってしまい恐縮しきりです。

豆腐メンタルにつきエゴサはしていないので感想などはメンションしていただけると捕捉できます。よろしくお願いします。

できごと

現金最高。

クソバナーは本当に効果があったんだ!父さんは嘘つきじゃなかった!

コミケ作業のなかでも特に楽しいのが自分の描いた絵を素材に雑な宣伝を作ることで、今回は「なるべく釣り広告っぽく使えるコマを意識しながら漫画を描く」という本末転倒にも程があることができて楽しかったです。

事後頒布のご案内

コミケで若干の余りが出たためメロンブックスに委託しました。

本当に若干数しかないため店頭には回らない想定でいたのですが、大阪日本橋店にのみ配本されたようです。前回委託したときも近畿地方にだけ配本されたような記憶がありますが…まあ親と配本先店舗は選べないと言いますしね。

現況確認

で。

そういえばメロンブックスに委託するようになってから実際に店頭に並んでいるところを確認していないな~と思い、本当に自分の本が並べられているのか大阪まで確認しに行ってきました。





ヨシ!!!

もちろん大阪まで行かずとも、通販のほか通販取り寄せ店頭取り寄せで入手可能です。よろしくお願いします。

2018 年アニソン 10 選

というわけで 2018 年のよかったアニソンです。

レギュレーション

  • 2018/01/01 - 2018/12/31 に世に出た曲が対象
  • アニメに少しでもかすっていればどんな曲でも OK
  • 10 曲選ばなくても OK
  • 映像は加味しても加味しなくても OK
  • 順位は付けない

2018 年アニソン 5 曲

ne! ne! ne!(スロウスタート OP)

爽やかでスピード感があり、長縄まりあさんの冠ボイスもアクセントになって、とても良いアニソンです。オープニング映像も、サビのサイコロ持ってドヤってるところからパンケーキに挟まれるところが好きです。

LOVE MEN HOLIC(ラーメン大好き小泉さん ED)

ラーメン大好き小泉さんはオープニングもエンディングも真面目にバカな歌をやっていたのが良かったです。この LOVE MEN HOLIC も歌詞は当然のようにラーメンだし PV には蒙古タンメン中卒のおっさんが出てくるし全力でバカをやっているのにめちゃくちゃかっこいいロックナンバーになっていて卑怯。西沢幸奏さんはどんどんお歌がうまくなっていてすごいですね。

色違いの翼(ヤマノススメ サードシーズン ED)

エンディングに使われたデュエットバージョンが良いのはもとより、カップリングに収録されているあおいバージョンとひなたバージョンで歌詞が違うのがエモいんですよ。ミルクティーちょいぬるめなのがあおい、オレンジジュースを一気飲みするのがひなたなんですよ。雲に乗って世界旅行するのがあおい、ソユーズ宇宙旅行するのがひなたなんですよ。オタクなのでこういうのに弱い。

ヤマノススメサードシーズンのおかげでなんで地球が丸いか知ることができました、本当にありがとうございました。

Cheers(はたらく細胞 ED)

ClariSClariS らしさを作ったのは渡辺翔さんの楽曲で、その”らしさ”を実直に支えていたのが kz さんの楽曲であると僕は認識していて、しかし 2016 年あたりからは新しい方向性を探るようなリリースが続き、その最後(これ以降一年以上リリースが途絶えます)に出てきたのが珍しくスローテンポなこの曲でした。

僕はこの曲を聴いて ClariS 自身が ClariS らしさを獲得したのだと感じましたし、また同日にリリースされたカバーアルバムでも同じことを感じました。気がつけば ClariS もデビュー十周年だそうですが、ここからまた新しい ClariS が始まっていくのではないかと思わせる素晴らしい曲です。

パレイド

www.sonymusic.co.jp

TrySail 勢は Youtube に過去曲の公式アップロードがなくてやりにくい。

夏川椎菜さんの 3rd シングルです。特にアニメのタイアップは付いていませんが声優が歌っているものは全部アニソンです。アニソンです。

この曲を初めて聴いたのはたぶんなにかのアニメで流れた CM だったと思うのですが、その 15 秒で好きになるには充分でした。メロディの良さと夏川椎菜さんのキーンとした歌声がひどく耳に残ったんですよね。フルサイズで聴くとサビにかけて振り切るように歌い上げる感じがすごく良くて、2018 年はこの曲ばかりリピート再生していました。

でまあこれを書いているのは 2020 年なのでログラインにも言及してしまうと、ログラインもめちゃくちゃ良盤で、シングルでは特にトリガーのなかったグレープフルーツムーンとフワリ、コロリ、カラン、コロンも味がしてくるし、ファーストプロットみたいな曲をアルバム曲に持ってこれるのも強く、シンガー・夏川椎菜が大好きになりました。

2019 年アニソン 10 選

この記事を書くにあたり 2018 年はどんな曲を選んだのか確認しようとしたら書いてませんでした。まじか。あとで書きます。

とりあえず 2019 年のよかったアニソンです。

レギュレーション

  • 2019/01/01 - 2019/12/31 に世に出た曲が対象
  • アニメに少しでもかすっていればどんな曲でも OK
  • 10 曲選ばなくても OK
  • 映像は加味しても加味しなくても OK
  • 順位は付けない

2019 年アニソン 7 曲

今年は 7 曲でした。

気ままな天使たち(私に天使が舞い降りた! OP)

イントロのギターのかっこよさ、自然と手拍子したくなるノリのよさ、元気のよさ、かわいさ、声優実写 MV、「さあ今夜も元気に始めましょう」という歌い出しなのに映像は朝など、なにもかもが最高です。エンディングのハッピー・ハッピー・フレンズも元気でかわいくて好き。わたてんは曲にも恵まれたアニメでしたね。

アタシ♡カワイイ♡宣言!!!(私に天使が舞い降りた! キャラクターソング 姫野乃愛)

ひなたのキャラソンもかなり良くて、作業に集中しながら BGM として聞き流していてもみゃー姉雑 age セリフのところで笑います、笑いますが曲としてはノアの方が好きです。めちゃくちゃかわいい。アタシカワイイな歌詞とセリフのおかげでギリギリキャラソンになってるアイドルソングというふうです。らんらんらーん。

えんどろ~る!(えんどろ~! OP)

エンドロール感ゼロの超前向きなオープニング。音楽の技術的なことはなんもわからんですがエンディングテーマの Wonder Caravan! ともども行進曲(普通に四拍子だと思いますが)のような雰囲気で、散歩しながら聴くと楽しい気持ちになります。ぱぱぱぱん、ちゅちゅちゅ、らぱぱぱ~ん。

えんどろ~る!
勇者パーティー(ユーシャ(CV:赤尾ひかる)、セイラ(CV:夏川椎菜)、ファイ(CV:小澤亜李)、メイ(CV:水瀬いのり))

輪!moon!dass!cry!(女子高生の無駄づかい OP)

show you guts cool say what 最高だぜみたいな歌詞で韻を踏むだけの歌、と思わせて二番では現状を肯定して頑張ろうというニュアンスのことを歌っている良曲。特に意識していなかったのですが、作詞作曲の山崎真吾さんは「精霊剣舞祭」や「Purely Sky〜私だけの空〜」、「絶対特権主張しますっ!」など数々の神曲を作っている方なのですね。どうりで。

エスタデイ(HELLO WORLD 主題歌)

近代 J-POP といえば小室哲哉的な転調と小林武史的なストリングスで、これらを聴いて育った世代が J-POP をやるためのバンドを意識的にやりはじめたのがここ数年の邦楽シーンだと僕は感じていて、バンド内にピアノ奏者がいる Official 髭男 dism やチェロ奏者がいる King Gnu がヒットを飛ばすのは必然だと思うんですよね。なんの話だっけ。

HELLO WORLD は主題歌が 3 つもあり、映画は MV みたいな感じでしたが、前述のとおり近代 J-POP の王道を鳴らしているこの曲はスッと耳に馴染んでとても良かったです。マジでアニソンと J-POP の境界線なくなったよね。

お願いマッスル(ダンベル何キロ持てる? OP)

ファイルーズあいさんの快活な歌声と、インパクトのある筋肉な歌詞が耳に残るアニソンらしいアニソン。とにかく元気でかわいくて楽しいアニソンが僕は好きなんですねえ。はい、サイドチェスト。

アネクドット(旗揚!けものみち ED)

ももすももすというミュージシャンを知れたことは 2019 年の大きな収穫でした。メランコリック写楽の存在はまったく知らず、やはりメジャーとアニソンしか聴かない生活はだめだなと反省しました。とはいえ‪今さらラジオデイズは厳しく、埋もれた才能にとりあえずアニソンの皮をかぶせて陽のあたる場所に引っ張り出してもらえるのは助かります。アニソンの皮をかぶせることで救える才能はあるはず‬なので。

アネクドットは骨太のロックサウンド、衒学的な歌詞、でありながらスノビッシュにならない雰囲気、アニソンと相性の良いテンポと歌声など、あらゆる要素が僕の好みのド真ん中でした。惜しむらくはギャグアニメとの相性が最悪だったこととエンディング映像がめちゃくちゃチープだったことで、これがトリガー製の意識高いアニメだったら…と悔やみます。惜しい采配でした。

今後もアニソンでやっていくのかはわからないですが 2020 年はももすももすさんに注目します。