半年前に修理したnasneが再び壊れました。ええ……。
故障ランプ点滅
アニメを見ようとしたらnasneに接続できなくて、本体を確認すると電源ランプ、IPランプ、HDDランプが点滅していました。故障の合図です。このときの絶望ったらないよね。
落ち込みながらHDDを取り出してCrystal Disk Infoでステータスを見てみると、
あれ、どこも壊れてなさそう。
論理障害を修復
どうやら物理障害ではなさそうなので修復コマンドを試してみます。これで復活したらラッキー。
まずは状態を確認します。取り出したHDDをLinuxマシンに接続してfdisk -lを実行します。
各パーティションはきちんと見えています。セクタサイズも問題はなさそうです。
修復コマンドを実行します。第1パーティションと第2パーティションはファイルシステムがext3なのでfsckコマンドを実行します。
第1パーティションは特になにもなく終了。第2パーティションはいくつかのエラーが修正されました。
第3パーティションはファイルシステムがxfsなのでfsckコマンドが使えません。そこで、まずはxfsprogsをインストールします。
xfsprogsがインストールできたら第3パーティションに対してxfs_repair -lを実行します。
なんらかのなにかが行われて終了。
もし今回の故障が論理障害ならこれで直っているかもしれないし、直っていないかもしれません。HDDをnasneに戻して動作を確認します。
復活!
結果は……無事に復活しました!!!やったぜ!!!
録画と消去を繰り返しているだけなのに、勝手にデータの整合性でコケるのはやめてほしいね。
僕はめんどくさがりなのですべてのパーティションにまとめて修復コマンドを実行しましたが、慎重を期すならひとつずつ実行して確認したほうが良いと思います。おそらく今回は第2パーティションが壊れていたんだと思います。
なんにせよ、半年でHDDを買い替えることにならなくてよかったです。
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