nasneが壊れた② できるだけ簡単に内蔵HDDを交換するための覚え書き

nasneが壊れました。

sunoho.hatenablog.com

ので、HDDを交換して修理してみました。これはその際に僕が行った作業の覚え書きです。覚え書きなので質問されても答えないし、マネしてなんかあっても知りません。必要なツールやプログラムの再配布も行いません。

用意するもの

nasne本体

今回いじるのはSONY版の初期500GBモデルです。

新しいHDD

必要な要件は以下のとおりです。

  • サイズ:2.5インチ
  • 厚さ:9.5mm以下
  • 回転数:5400rpm(できれば)

もともと入っているHDDは7mm厚のものですが、9.5mm厚のものも筐体に収まります。

僕は東芝のMQ04ABD200を購入しました。SSDでも大丈夫だろうけど、書いたり消したりを10年繰り返すことを考えるとHDDが良いかなと思います。高速化するメリットもないしね。

USBメモリ

Linux環境が必要なのですが、僕はWindows環境しか持っていないので、Live USBメモリからLinuxを起動します。さらに、必要なデータをやり取りするUSBメモリも別に必要です。合計2本のUSBメモリを用意しました。

Linuxで面倒なくマウントできるよう、容量は32GB以下にしておいたほうがよいと思います。

nasneファームウェア1.0

これがないとなんもできないです。必要なファイルは以下の2つ。

  • 00550066.dlm(必須)
  • 00110022.dlm(オプション)

00110022.dlmは148byte分0x0で埋めたファイルで代用可能らしいですが、初期ファームデータから抜いてきたファイルを利用したほうが丸いかと思います。僕はそうしました。

上記ふたつのファイルはUSBメモリ①に入れておきます。

作業手順

バックアップする

HDDを交換してしまうためデータはすべてなくなってしまいます。必要に応じてコピーするなり書き出すなりしておきます。

そもそもSeeQVault対応の外付けHDDを使っておくのが取り回しやすくて良いです。

また、録画予約のリストもすべて消えてしまいます。僕はこれをメモしておかなかったため、もう一度録画予約を入れるのに苦労しました。スクショするなりなんなりしておいたほうが良いです。

LinuxのLive USBメモリをつくる

まずはLinuxのLive USBメモリをつくります。作業はWindowsパソコンでやります。

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