Apple Pencil に関する様々な問題
キャップぐらぐら問題
iPad Pro 購入記事でも少し触れましたが、購入当初から Apple Pencil(第一世代)のキャップにグラつきを感じていました。自然にキャップがこぼれ落ちるようなことはないですが、ペン先を画面に当てるたびキャップがカチャッと鳴るので結構不快です。
しかしこの現象をネットで検索しても問題にしているひとは見当たらず、不良品かと思いアップルストアに持ち込むも正常品と判定され、僕が神経質すぎるだけという最悪に硬着陸しました。本当にか???
仕方がないのでペン全体を覆うシリコンカバーでグラつきを押さえて使っていますが、これはこれでキャップの紛失防止や、本体の汚れ防止、ペン軸を太らせて持ちやすくするなどのメリットがあり悪くはないです。
ペン先摩耗早すぎ問題
話は変わり、購入から二ヶ月でペン先がだめになりました。たしかに僕は筆圧が強い自覚があり、早いひとは二ヶ月で交換が必要という話も聞いてはいましたが、いざ自分の身に起こるとやるせない気持ちになります。同人誌一冊と数枚のらくがきで潰れるアップルペンシル、脆すぎでは…。
潰れたペン先からは金属が露出しているため泣く泣く交換しましたが、今後も二ヶ月に一個のペースで交換するのは御免です。アップルペンシルで破産したくない。
少しでもペン先の寿命を延ばすため、とりあえずプリコネとツイッターとdアニメストアの操作に Apple Pencil を使うのをやめてみましたが、これがまあえらい不便で一度上げてしまった生活レベルを落とすことの難しさを痛感します。
と、ここまでが前置きです。(長い)
導電繊維付き互換キャップを買った
先端に導電繊維が付いた互換キャップを買いました。装着した姿が泥棒削りみたいでかっこわるいですね。僕は AliExpress で買いましたが、Amazon.co.jp でも同じようなものがいくつか売られています。
ペン先の消耗を遅らせるのが一義的な目的でしたが、これが意外と便利で Apple Pencil に対する不満がいくつか解消されました。
お絵描き以外でペン先を消耗せずに済む
プリコネやツイッターやdアニメストアを Apple Pencil で操作するのはとても便利ですが、そのために一個 500 円のペン先を削るのはもったいないのでこれで代用します。Apple Pencil に比べたらクソみたいに反応は鈍いですが、三十分に一回再生と停止を押すくらいの用途なら我慢できる範囲です。
Apple Pencil ではできない操作ができる
便利な便利な Apple Pencil ちゃんですが、コントロールセンターにアクセスするための画面端スワイプや Slide Over したウィンドウの移動などはできないんですよね。なぜ?しかし導電繊維キャップならこれらのアクションが可能です。普通に便利。グラつかない
そしてこれは完全に僥倖だったのですが、あの忌々しいグラつきが互換キャップにはありませんでした。やっぱり純正キャップの精度の問題じゃねーか!!!アップル本当にさあ……。
神経質なあなたへ
神経が図太いみなさんはキャップのグラつきは気にならないでしょうが、それを除いてもメリットが多くおすすめです。安いので仮に紛失した場合もダメージを最小に抑えられるのが良いですね。iPad Air (2019) や iPad mini 5 で新たに時代遅れの Apple Pencil を買わされたひとはお試しください。