Raspberry Pi で使用していたmicroSDカードをフォーマットしようとしたところ、書き込み・読み込みはできるもののフォーマットだけができない状態となったため、無期限保証を利用して交換してもらいました。
フォーマットができない
フォーマットできなくなったmicroSDカードは2015年に Amazon で購入したものです。
Raspberry Pi に挿していたもののほぼ通電させておらず、数年ぶりに使おうと思い Raspberry Pi Imager にかけたところエラーになりました。あれこれ試行した結果、書き込み・読み込みはできるもののフォーマットだけができない状態でした。
念のためSDカードリーダーを変えたり、Windows だけでなく Mac でも試したり、メーカーも推奨している SD Card Formatter を使ったりしましたが、いずれもフォーマットだけができませんでした。
無期限保証を利用する
現在販売されているメモリーカード類は有期限保証のようですが、壊れたカードには無期限保証が付いていたため、ダメ元で問い合わせをしてみました。
以下よりmicroSDカードのシリアルナンバー、不具合の詳細、試したことなどを書いて送信しました。シリアルナンバーはカード上に印刷されているのですが、めちゃくちゃ細かいので読むのがたいへんです。マクロカメラで撮影して拡大しました。
問い合わせを送った翌日には返信があり、RMAリクエストを申請してSDカードを送るよう案内されました。なお、問い合わせをせずにいきなりRMA申請をしても却下されるようです。面倒くさいですがまずは問い合わせをしましょう。
SDカードと必要書類を送る
下記3点をまとめてメーカーに送ります。
案内にはできれば追跡可能な方法で送るよう書いてありましたが、そもそもの価格が安く、紛失したらそれはそれでどうでもいいなと思ったので普通郵便で送りました。このへんは自己責任で。
月曜日に投函し、水曜日に受領した旨を知らせるメールを受信しました。その翌日にはヤマト運輸から荷物が発送された旨を知らせるメールが届き、さらにその翌日には交換品が到着しました。RMA申請から起算してちょうど一週間で交換が完了したのはスムーズだったと思います。
なお、不具合の調査結果などの説明は一切ありませんでした。まあなんでもいいですけど。
交換品も無期限保証
交換品はすでに終売している旧モデル品でした。もともとが安いカードなので文句は言えません。
交換品の保証についてはオリジナルの購入品の保証を引き継ぐとのことで、交換品も無期限保証だそうです。これは僥倖でした。死ぬまで永遠に交換して使い続けるぞ!