今年買ってだめだったもの 2018

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2017 年はだめだったものが特になかったので記事にしませんでしたが、2018 年はちょいちょいあったので書いておきます。

だめの理由は製品の問題から僕の使い方の問題まで様々ですが、買わなきゃ良かったという点では共通です。

買ってだめだったもの

Wacom DTF-720

ペンなしジャンク品を 1,000 円で買いました。元は医療機関向けの製品で、僕が通っている病院でも主治医がこれを使っています。

発色の悪さや解像度の低さは覚悟していたのでまあ良いのですが、本体がアホみたいに重く、「絵を描こうという気持ちが蒸発するまえに絵を描く体勢に持っていきたい」というそもそもの液タブを欲した理由がまったく叶えられずだめでした。

不足していたペンをワコムストアから 2,000 円で買い、アナログ接続のためにしょぼいグラフィックカードを 5,800 円で買い、結局その後 iPad Pro を買ったのも最悪に拍車をかけました。典型的な安物買いの銭失いですね。結果論ですが。

ソルボ ヒールサポーター

机の上にダンボールを重ねてスタンディングデスクの真似事をしていたら足底筋膜炎になったためその対策として購入したのですが、期待したほどクッション性がなく、そのうえサポーターの締め付けがえらい強力で常用に耐えませんでした。

足底筋膜炎は歩かないのが最高の治療だというので、タブレットアームを買って寝たきりアニメ生活をしていたら半年で治りました。筋力はめちゃくちゃ衰えました。

謎のメーカー製 激安フォームローラー

トリガーポイントのパチモンです。

でかくて置き場に困るわ効果もいまいちだわで、昨年買った室内運動グッズのなかではダントツのはずれでした。100 円で買ったテニスボールの方がはるかに優秀です。

ダイソー お薬手帳カバー

お薬手帳と診察券と保険証をひとまとめにしておけるブックカバーみたなやつです。

病院に行くときはこれさえ持って行けば忘れものしなくて最高!と思ったのですが、僕は普段の生活では財布(現金)を持ち歩いておらず病院に行くときだけ財布(現金)を持つので、それなら全部財布(現金)と一緒にしとけば良いじゃんとなり終わりました。

まとめ

高い買い物はよく考えてするのであまり失敗しないが安い買い物はよく考えずにやるので失敗しやすい、というだけの話みたいになりましたがだいたいそんな感じです。

今年買ってよかったもの 2018

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すでに 3 月ですが 2018 年を振り返ります。

例年どおり、買ったものだけでなく課金や体験、投資、寄付、もらいものなども含むルールです。無理矢理 10 個選ぶとかもしないです。

買ってよかったもの

Apple iPad Pro 10.5 + Apple Pencil

別記事参照。

sunoho.hatenablog.com

Withings Body

別記事参照。

sunoho.hatenablog.com

Xiaomi Mi Band3

軽くて防水で電池がめちゃくちゃもって、精度はまあまあだけど三千円でこれなら十分です。アップルウォッチなんかいらんかったんや。

謎のメーカー製 激安タブレットアーム

寝ながらアニメを見られるのが最高すぎてどんどん筋力が衰えます。

カウブランド 無添加シャンプー さらさら

ある日、机のうえが抜け毛だらけになっていることに気が付き、恐怖のあまり人生で初めてシャンプーについて調べてしまいました。自称元美容師や自称化学教師がおすすめするシャンプーアフィリエイトサイト、テンプレを組み合わせただけで何も分析していないシャンプー分析サイト、怪しいシャンプーメーカーのクソ長い広告サイトなどが跋扈するインターネットの腐海から僕が見つけた答えがこれです。正確には「どうやらシャンプーを変えたくらいで抜け毛が治まることはなさそうだけどこのままダヴを使い続けるのもなんだしとりあえず現状を変えるのに無難そうなシャンプーがこれ」です。

しかし「とりあえず」で買ったわりには効果てきめんで、一本使い切るまえに抜け毛はほぼ治まりました。ついでに、これまで毛先が勝手に結われて玉のようになる現象が起きていたのですが、それもなくなりました。髪質の問題だと思っていたのですがどうやら違ったみたいです…まじか…。

完全に怪しいステマサイトみたいな文章になってしまいましたが、いかがでしたか?

マウスピース

睡眠中の歯ぎしりで歯に微細な亀裂が入りそこから虫歯になるという、誰かのせいにしたいが自分の顔しか思い浮かばない状態をすこしでもマシにするためのアイテムです。歯科医院で作りました。

数年前、保険適用ではプラスチック製のものしか作れないと言われ仕方なくプラスチックで作り大失敗したことがあるのですが、今回はシリコン製のものが保険適用で作れると言うので再チャレンジしてみたところプラスチック製とは比較にならない快適さでした。絶対にこれ以上虫歯になりたくない。

ユニクロ ウルトラストレッチスウェットセット

スライムみたいに伸縮するため着るのにやや手間取ることもありますが、着てしまえば快適です。可動域がまったく制限されないので室内運動をするのにも便利。

www.uniqlo.com

まとめ

ほかにもいろいろあったような気がしますが、とにかく iPad Pro が今世紀最高の買い物でした。今日も絵を描くぞい!

PayPay100億円あげちゃうキャンペーンに乗ってiPad Pro 10.5とApple Pencilを買った

昨年のPayPay 100億円あげちゃうキャンペーン第一弾でiPad ProとApple Pencilをまとめ買いしました。

10.5インチを選んだわけ

当初は12.9インチしかありえね~と思っていましたが、ビックカメラで100時間試し描きした結果10.5インチもええやんけと思うようになり、10.5インチを買いました。理由は、

  • 新型は高すぎる
  • 新型は剛性に不安がある
  • 寝転がって使うのに12.9インチはでかすぎる
  • 持ち歩くにも12.9はでかすぎる
  • 10.5インチだけ安売りしてた

こんなところです。

そりゃまあ僕が大富豪だったら新型を買ってどんどん買い替えて行けば良いんでしょうけど、富豪じゃないどころか無職なので最終的には価格が決め手になっていることは否定できません。否定できませんが、二ヶ月使って「やっぱり12.9インチにしておけば良かった~」とも「やっぱり新型にしておけば良かった~」ともなっていないので選択は間違っていなかったなと思います。というか、もし12.9インチを買っていたら持ち歩くのが億劫になってむしろ使用頻度が減っていたような気さえします。

実際いくらで買えたのかは自分でも良くわかってないです、還元の確定が遅すぎる。

確定しました。定価比でだいたい30%引きくらいで買えたようです。全額キャッシュバックを当てたい人生だった……。

金額
iPad Pro 10.5インチ本体 69,800円+消費税=75,384円
Apple Pencil 10,800円+消費税=11,664円
合計 87,048円
店舗独自値引き -8,884円
PayPay還元 -15,632円
実質 62,532円

液タブではなくiPad Proを選んだわけ

これまでは板タブで絵を描いていたのですが、その際の手順は以下のとおりです。

  • 机のうえを片付ける
  • 押入れから板タブを出してくる
  • USB ケーブルを接続する
  • クリスタを立ち上げる
  • クリスタをアップデートする
  • クリスタをアップデートしている間にインターネットする
  • インターネットしてたらアニメの時間
  • アニメたのしい!
  • もう寝る時間やんけ!
  • ( ˘ω˘)スヤァ

僕の机は板タブを常時設置しておけるほど広くないので「絵を描こう!」と思ってから描きはじめるまでに準備がいるのですが、この準備をしている間に絵を描こうという気持ちが蒸発してしまうことがよくあるんですね。帰宅途中の電車内では「帰ったらゲームしよ」とか「帰ったら積読消化しよ」とか考えるけど実際に帰ったらなにもできずに就寝時間という労働者あるある、あるじゃないですか。無職なのでよくわかんないですけど。あれって実は時間の問題ではなく意思の問題なので、無職になっても解消しないんですよ。

で、iPad Proならこの問題を解決できるのではと考えたわけです。液タブは板タブと同じ運用方法になってしまうため ( ˘ω˘)スヤァ の二の舞になることは火を見るよりも明らかですが、iPad Proならロックを解除するだけで絵が描けるうえ、布団でゴロ寝しながらでも描けるわけで圧勝です。スタンドアロン型の液タブやSurface Proという選択肢もないことはなかったのですが、ホビーユースでの使いやすさとかガジェットとしての魅力とかリセールバリューの高さとかを考慮しiPad Proしました。

結果としては、絵を描こうという気持ちが蒸発するまえにキャンバスに向かうことができるため、絵を描く頻度はめちゃくちゃ増えましたし、絵を描くことそのものがめちゃくちゃ楽しくなりました。もっと早く買うべきでしたね。

二ヶ月使ってみて

冬コミの原稿はこのiPad Proにクリスタを入れて描きましたが、文字入れ以外に不便さを感じることはありませんでした。文字入れがだめなのは伝統的にiPadのソフトウェアキーボードがだめなせいなので仕方ないですね。そのほか、ツイッターをしたりアニメを見たりゲームをしたりに使っていますが今のところ不満はないです。

カブトガニスタイルで有名なペンの充電は、ペン専用にLightningケーブルを一本調達し充電アダプタを付けっぱなしにする運用で問題なしです。それよりも画面にペンを当てるたび充電キャップがカタカタ揺れることの方が不快で、一体型ペンカバーを付けてキャップを押さえつけています。ペンも太くできてキャップの紛失防止にもなって一石三鳥です。

画面の摩擦係数は上げたいけどペーパーライクフィルム特有のギラツキ感は苦手なので、できるだけ品質の悪そうなフィルムを探して貼りました。すべりが悪いフィルム最高!

Smart Coverは便利ですが価格が異常なので似たような機能のあるパチモンを買いました。背面一体型でむしろ便利。

まとめ

  • 旧型でも十分便利だった
  • 12.9インチじゃなくてよかった
  • もっと早く買うべきだった