どうやら iPhone 4 には仕様なのか不具合なのか判断できないようなものから、明らかに工作ミスとわかるものまで、世界中で様々な問題が発生しているようです。酷いものだとボリュームの＋ボタンと−ボタンが逆についているとか…。
青カビ現象発生
さて、発売日に購入した僕の iPhone 4 ですが、「電波の掴みが悪い」と「カメラに青い斑点が入る」という 2 つの問題が発生しています。このうち前者についてはすでに周知されているためここでは問題にしませんが、後者についてはまったくの初耳だったためアップルのサポートに確認したところ、不具合の可能性が高いため新品交換という運びになりました。
以下は「カメラに青い斑点が入る」の症例写真です。
蛍光灯下で本を撮影したものですが、画像中央部にうっすらと青みがかかっているのがわかるでしょうか。本を読むときはメモ代わりに iPhone で写真を撮っているので結構困ります。
交換までの道のり
最初の交換
サポートに連絡を入れた翌日、ヤマト運輸が iPhone を回収にきました。届け先は「ヤマト運輸 ADSC 営業所 アップルサービスアンドサポートライン」となっていました。アップルストアでハードウェアなどを買ってもここからの発送になっていますね。
回収後のステータスは専用ページから確認することができます。
↑ヤマトに回収命令発動（7/21）。
↑診断中（7/23）。
↑交換完了（7/23）。
5 日で交換品の iPhone 4 が手元に届けられました。完全な新品ではなくリファービッシュ品のようです。
さっそく動作チェックを行います。電波問題は改善なし、カメラ問題は改善なし、そして……液晶にシミを確認。。。
画像だとわかりにくいかもしれませんが、目視だと明らかに黄色く変色した箇所がいくつか散見されます。交換しない方がまだマシだったという感じです。
2 回目の交換
再びサポートに電話をし、再度交換をしてもらうことにしましたが、その際に「電波問題は現在原因を調査中なので交換では直らないことをご了承ください」と言われました。問い合わせが多かったんでしょうね。
そして再びやってきた交換品にはやはり青カビ現象が発生しており、これ以上交換しても無意味そうなのでここで止めにしました。やはり初期ロットで出てしまった不具合の改善を求めるのは困難です。交換をしようにも、交換品も同じロット内の製品なのだから意味がないんですよね。
対処方法
結局、不具合はなにも解消していないわけですが、それぞれ以下のように対応することでなんとか使えています。
- 電波問題
- ジョブズ持ちをする
- カメラ問題
- 蛍光灯下で白い被写体の撮影しなければ青い斑点はでないので、それらの撮影環境は避ける
- 液晶問題
- 対象不可
そんな感じです。つらい。
