最近何かとホットなTwitterと画像のアップロードについて。
公式クライアントから外部サービスが締め出されたり、
www.itmedia.co.jp
逆に外部サービスが連携を停止したり、
www.itmedia.co.jp
改悪を繰り返したり
togetter.com
と熱い縄張り争いを見せる画像共有サービス界隈ですが、ユーザーとしてはいい加減にしろという感想しか出てこないわけで、賢明なるツイッタラー諸氏にはこれを機によりよいサービスへ乗り換えを検討してほしいと思うわけです。
というわけで、まずは主要な画像アップロードサービスのおさらいから。
主要な画像アップロードサービス
公式(Photobucket)
公式と呼ばれているものは、その実はPhotobucketというホスティングサービスです。
- 3MB以下ならとりあえずアップロードできる
- しかし長辺1024pxにリサイズされる
- Exif情報は削除される
- 画像単体での削除はできないのでツイートごと消すしかない
- たまにツイートだけ消えて画像は残ってたりする
- URLが気持ち悪い
欠点はありますが、ふつうはこれを使っておくのが無難だと思います。
Twitpic
たまたま名前が公式っぽかったため不幸にもヒットしてしまった老舗サービス。よく落ちる。とにかく落ちる。ここに上げてるひとは画像を見てほしくないんだと思ってます。
- 5MB以下ならとりあえずアップロードできる
- 横幅600pxにリサイズされる
- Exif情報が残る
- 動画もアップロードできる
あまり積極的には利用したくないサービスです。
ザッカーバーグとコストロの喧嘩に巻き込まれた今一番ホットな画像共有サービス。
japan.cnet.com
フィルタ機能が優れているというよりは、モバイルからの投稿が楽ちんなのがよかったですね(過去形)。画像はすべて612px*612pxの正方形にリサイズされ、Exif情報は残るものの改竄されます。徐々にTwitterからフェードアウトしていくものと思われますが果たして。
アップローダーに頼らない代替案
上記の他にも、yfrogやflickr、Picasaなど挙げれば枚挙に暇がないですが、どれも一長一短で決め手に欠けます。僕としては以下の5点は最低限満たしたい条件です。
- Twitterとは無関係にアップロードできること
- 容量やサイズ、形式に制限がないこと
- アップロード後も自分の権限でコントロールできること
- どのデバイスからも手軽に使えること
- Twitpicよりは安定していること
これらを考慮すると、Gyazo(のようなシステム)かDropbox(のようなシステム)を利用するのがよいのではないかと思います。
Gyazo
デスクトップ向けのスクリーンショット共有サービスです。
本家のそれはアップロードした画像をコントロールできないのでTwitter向けではないですが、Gyazoの仕組みを利用して自分のサーバーにアップロードするのはとても有用です。自鯖と言ってもどこか適当なレンタルサーバーでいいと思います。安定性はサーバーによりますが、制限は一切ないし、アップロード後の画像も完全にコントロールできます。
Dropbox
言わずと知れたオンラインストレージサービスです。
Dropboxはファイル単位で公開URLを発行することができるので、それをTwitterに投稿すれば目的は達成できます。パブリックフォルダを利用してもいいです。ブラウザが利用できる環境ならどこからでも使え、画像のコントロールも自由にできます。サーバーなどの設定が不要なぶんGyazoより手軽ですが、大きなファイルを共有しまくると怒られたりします。
まとめ
というわけで、僕はレンタルサーバーにGyazoを置いて使っています。
サーバーの容量に限りがあるのと、基本的にTwitterに添付したものはすべて水物だと考えているので、アップロードから1ヶ月経過した画像は消すようにしています。Recent imagesにキャッシュが残らないのも地味だけど嬉しいポイントです。
Gyazo、またはDropboxをメインに、Twitter公式を補助的に使うのがよいのではないかと思います。お試しください。